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<鉄道10社>ホームドアを91駅で新設 転落事故契機
視覚障害者が昨年8月と10月に駅ホームから転落して死亡した事故の後、少なくとも全国の鉄道10社が計91駅でホームドアを新設すると決めたことが分かった。このうち90駅を整備する9社は、計画の検討段階で2件の事故が起きて安全を求める機運が高まり、設置を後押しされたとしている。【内橋寿明】
1日の利用者が10万人以上の駅を管理する大手で、全駅にホームドアを設置済みの5社を除く28社へ取材したところ、昨年10月以降に10社が新たに91駅で設置すると決めた。国が求める10万人超の利用駅に限定せず、転落事故や障害者の利用が多い駅を選んでいる。
10社で最多の31駅に新設する東武鉄道は、2020年度末までに8駅、21年度以降に23駅で設置する。完了時期は未定だが、10万人超が利用する全11駅への設置を終える。北越谷(埼玉県越谷市)と朝霞(同県朝霞市)両駅は東京五輪・パラリンピックの会場予定地があるため設置を急ぐ。
JR東日本は29駅に新設し、京浜東北線(大宮−横浜)の全36駅への設置が21年度以降に完了する。今年1月に視覚障害者の死亡事故が起きた同線蕨駅(埼玉県蕨市)では、20年度末までの設置としている計画の前倒しを検討する。JR東は「かつてないほどホームの安全に関心が高まる中、社会的責任を果たす」と答えた。
この10社とは別に、昨年8月に青山一丁目駅で死亡事故が起きた東京メトロは完了時期は未定ながら、全駅へ設置する方針を以前から経営計画に盛り込んでいる。事故を受け、3路線24駅で設置する計画を4カ月〜1年前倒しする。青山一丁目駅は9カ月早めて今年12月に完了させる。
国土交通省によると、ホームドアが設置済みの駅は、全国約9500の駅のうち約7%にあたる665駅(16年3月末時点)。1駅数億〜十数億円とされるコストに加えて、車両によって扉の位置が異なることや、スペースを確保できないといった理由が設置を難しくしている。
◇関西も設置動き
昨年10月に河内国分駅(大阪府柏原市)で視覚障害者の転落死亡事故が起きた近畿日本鉄道も、18年度末までに大阪阿部野橋駅(大阪市)の一部ホームに設置する。関西の大手私鉄では他にも、阪急電鉄が十三駅(同)で、阪神電鉄は大規模改良工事を進めている梅田駅(同)で整備する計画だ。
一方、JR西日本は北新地駅(同)など11駅で導入済み。京都(京都市)▽三ノ宮(神戸市)▽広島(広島市)など乗降人員が1日10万人を超える14駅で設置を急ぐ。ホームからの転落や列車との接触事故が目立つ西明石駅(兵庫県明石市)などでも整備を進める。
(毎日新聞)
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